岸田首相と会見した黒田さん(前列左端)らこども記者(代表撮影)

 全国の子ども新聞の読者を代表する「こども記者」が岸田文雄首相に質問する「こども記者会見」が7日、東京・永田町の首相官邸で開かれた。全国14の新聞社から、こども記者として小中学生20人がオンラインも含めて参加。上毛新聞の子ども新聞「週刊風っ子」からは、黒田京子さん(高崎群馬南中1年)が出席し、岸田首相を前に冒頭の場面であいさつした。

 黒田さんは会見場に入った岸田首相を出迎え、「今日は私たちのために時間をつくってくださり、ありがとうございます」と話し、トップバッターとしての役目を果たした。その後は、各地のこども記者8人が「海におけるプラスチック問題をどうしていこうと考えていますか」「意見をまとめるためにどんなことをしていますか」などと率直な疑問を投げかけた。

 政府が来年4月の発足を目指す「こども家庭庁」に関連し、こども記者が「全国の子どもが参加できる審議会をつくってもらいたい」と提言すると、岸田首相は「子どもを巡るさまざまな問題が起こっている中、子どもの視点に立って物事を考えることは大切。素晴らしいアイデアなのでつくる方向で考えたい」と応じた。

 会見後、黒田さんは「首相官邸は緊張感があったが、練習した通りに岸田首相の目を見てあいさつすることができた」と振り返り、安堵(あんど)の表情を浮かべた。他のこども記者の質問を聞いて勉強になったといい、「今後は日々の生活の中で疑問を見つけて調べ、多くのことを知り、周囲に伝えるための言葉を磨きたい」と抱負を語った。

 記者会見は、全国の子ども新聞や子ども向け紙面の「こども記者」が参加する「こども新聞サミット」の一環。同サミット実行委員会が主催した。