ノババックス製ワクチンの接種を受ける男性=10日午後、前橋市の群馬中央病院

 武田薬品工業が国内で製造する新型コロナウイルスワクチン(ノババックス)の接種が今月から群馬県内で始まり、県が接種会場とする群馬中央病院(前橋市紅雲町)で10日、約50人が接種を受けた。

 接種を受けた前橋市の小渕香さん(49)は「これまでの2回のモデルナ製では倦怠(けんたい)感や高熱が出たので、副反応が少ないことを期待した」。初めてワクチンを接種したみどり市の女性(71)は「日本のメーカーによる生産を待っていた。あまり外に出られなかったが、普通の生活に戻れたら」と語った。

 ワクチンは米ノババックス社より技術提供を受けて武田薬品が製造している。従来のワクチンとは異なる「組み換えたんぱくワクチン」で、副反応の発生頻度が比較的少ないとされる。国が4月、国内4種類目のワクチンとして承認した。

 今後の接種日時は7月1日、同5日、同22日、8月2日で、1日は残り10人、ほかの日程はそれぞれ残り60人。会場は同病院。4回目接種には利用できない。希望者は13日午前9時以降に県ワクチン接種推進課(☎027-897-2652)に申し込む。