社会貢献活動を行うNPO法人やボランティア団体などを支援する「前橋市市民活動支援センター」(通称・Mサポ)について、市は本年度、運営体制を民間委託から公営に切り替えた。併せて、市民活動へのアドバイスや協力者の仲介などを担う「Mサポ運営コーディネーター」と、登録団体の声を取り入れて運営改善につなげる「Mサポアドバイザー」を新設。各地の地域づくり協議会や教育機関など、登録団体以外とも連携しやすくし、市民活動をより活発化させる。

 運営コーディネーターは市内でカフェを経営し、まえばしシティエフエムのラジオパーソナリティーを務める青柳美保さんと、市移住コンシェルジュの鈴木正知さん、一般社団法人前橋まちなかエージェンシー代表理事の橋本薫さんの3人に委嘱した。人脈や幅広い見識を生かしてもらい、登録団体以外も含めた市民活動のネットワーク化を目指す。

 アドバイザーは保健・医療・福祉、社会教育、まちづくりなど登録団体数が多い6分野に携わる団体代表者6人と、中小企業診断士が務め、Mサポの運営に参画。それぞれの得意分野から運営にアドバイスしたり、他の団体が抱える悩みやMサポに対する意見を共有してもらうことで、より良い運営に生かす。

 Mサポは市民活動を後押しするため、市が2005年に市総合福祉会館(同市日吉町)に開設。市中心部の前橋プラザ元気21への移転に伴い、07年から運営を民間委託していた。交流サイト(SNS)を使ったイベント告知や市民活動に関するセミナーを手がけ、福祉や文化・芸術、まちづくりなど幅広い分野の約380団体が登録している。

 4月の公営化に伴い、市は本年度、市民活動に関するセミナーやパネル展などを計画。「市民活動の幅を広げて市内全体が活気づくよう、市として支援していきたい」(生活課)としている。