県森林・緑整備基金(群馬県榛東村)が共催するゴルフの慈善コンペに支出していた負担金の一部が実質的に参加者の賞品代に使われ、県の2021年度包括外部監査結果報告書で「チャリティーコンペのあり方として不適切」と指摘されていたことが13日、分かった。

 コンペは13年に県ゴルフ場支配人会が主催、同基金の後援で始まった。2回目から共催となり、同基金が負担金として毎年20万円を支出している。参加費の一部を森林整備などに使う「緑の募金」に寄付することになっている。

 ただ、184人が参加した20年度は参加費が総額36万8千円なのに対し、賞品代は約47万9千円だった。このため報告書は、参加費を全て賞品代に使った上で、同基金の負担金を賞品代の不足分と寄付に充てているのと同じと指摘。「賞品代総額を参加者から集めた参加費総額に収め、参加者が寄付したといえるようにすべきだ」としている。

 指摘を受け、同基金は「県ゴルフ場支配人会と話し合い、コンペを継続する場合はやり方を検討しなければならない」と述べた。