郵便局員に包丁を向けて脅し業務を妨害したなどとして、威力業務妨害や銃刀法違反などの罪に問われた住所不定、無職、被告の男(54)の論告求刑公判が14日までに、前橋地裁高崎支部(地引広裁判官)で開かれ、検察側は「計画的な犯行で悪質」などとして懲役2年を求刑した。弁護側は寛大な判決を求め、結審した。

 検察側は論告で「4時間もの間業務を中断させた。局員の不安感や恐怖は相当なもの」と非難した。弁護側は被告がうつ病を患って仕事を退職したことを説明。「病気の影響で思い詰めてしまった」などとして情状酌量を求めた。

 論告などによると、被告は3月2日午前10時半ごろ、高崎市上大類町の郵便局で郵便局員に刃渡り約16センチの包丁を向け「強盗です。お金を出して下さい」と脅し、郵便業務を中断させたほか、正当な理由なく包丁1本を携帯したなどとされる。

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