建築工事のホームハンズ(前橋市元総社町、湯田肇代表)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが15日、分かった。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は約10億円で、今年に入ってからは武尊山観光開発の約11億円に次ぐ大きさ。

 同社は2004年に設立し、ドラッグストアなどの商業店舗を中心に、飲食店や介護施設、集合住宅、ホテルなどの建築工事を手がけ、一般住宅建築やリフォーム、老朽化したマンションのリノベーション工事もしていた。大手ドラッグストアチェーンから受注実績を重ねて営業基盤を固め、17年9月期の売上高は約24億9200万円を計上した。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、得意先の小売店や飲食店の出店見直し、建築資材の高騰、入手難などによる採算割れ工事の増加や工期の遅延発生のため21年9月期の売上高は約15億1000万円に落ち込んだ。下請け業者に対する支払い遅れが相次ぐ中、ロシアのウクライナ侵攻の影響で建築資材のさらなる高騰、調達難が重なり、採算状況が悪化。先行きの見通しが立たなくなったことから6月13日に事業を停止した。

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