夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権群馬大会(7月9~27日、上毛新聞敷島球場など)の組み合わせ抽選会が16日、前橋市の昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)で開かれ、出場65校61チームの対戦相手が決まった。

 春の関東大会県予選で優勝した前橋育英は15日の2回戦から登場し、高崎東―渋川の勝者と対戦。準優勝の健大高崎は同日の2回戦で勢多農―農大二の勝者と戦う。前橋商―前橋工、高崎―伊勢崎清明など1回戦から好カードが多く組まれた。開会式直後の1回戦では館林商工と明和県央がぶつかる。

 抽選会は出場61チームの主将らが参加。くじ引きの順番を決める予備抽選の後、本抽選した。選手宣誓は予備抽選の結果、太田の小林風斗主将に決まった。

 大会は3年ぶりに観客人数の制限を設けない方針。開会式は開幕日の9日に上毛新聞敷島球場で行い、選手全員による入場行進などを実施する予定。また、声を出しての応援は禁止とし、ブラスバンドや鳴り物での応援は認める。

育英・前商ブロック

 6大会連続の優勝を狙う前橋育英が頭一つリードする。春の県予選決勝で完投した生方碧莞や関東大会で本塁打を放った岡田啓吾主将ら好選手がそろう。

 春8強の前橋商と前橋工の伝統校対決は1回戦屈指の好カード。秋春16強の渋川をはじめ、高崎商大付や樹徳、市太田など力のあるチームが多く入った。

桐一・関学付ブロック

 秋優勝、春4強の桐生第一は三塚琉生主将を中心とした強力打線が売り。本格派右腕の北村流音がけがから復調すれば、14年ぶりの夏の頂点が見えてくる。

 秋4強、春8強の関学付は速球が武器の堀越蒼空ら投手陣の層が厚い。好投手の宮村一輝を擁する館林や打線に破壊力がある常磐も上位をうかがう。

健大・高崎ブロック

 昨秋、今春と2大会連続で県大会準優勝の健大高崎が一歩リードする。切れ目のない打線に加えて、主戦芹沢一晃らを中心に守備が堅い。

 今春8強の高崎は、俊足の村松健心と斎藤有汰を中心に積極的な走塁を仕掛ける。昨秋8強の農大二や今春16強の伊勢崎清明、高崎商も上位進出をうかがう。

利商・太田ブロック

 今春、36年ぶりに4強入りした利根商が中心。主戦の高橋輝、左腕の那須健矢、抑えの内田湘大と投手陣の層が厚く、北毛から初の甲子園出場を目指す。

 春の選抜大会で21世紀枠の最終候補に残った太田は、捕手の小林風斗主将を中心に守りからリズムをつくる。今春16強の伊勢崎工も上位を狙う。

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