史跡にかざすと過去と現在の風景が重なって見えるシート

 世界遺産登録から8周年を迎える荒船風穴(群馬県下仁田町南野牧)について、町は16日、明治から大正時代に撮影された写真シートを来場者に貸し出す新たなサービスを始めると発表した。史跡にかざすと、かつて存在した建物と現在の風景が重なり、操業中の様子をイメージしやすくなる。貸し出しは18日に始める。

 当時の風景を“のぞき見る”ことで、風穴への理解を深めてもらうのが狙い。透明のシートに写真を印刷し、持ち手部分に説明を付けた。蚕の卵の保管事業を行っていた当時の建物や人物が写った3枚と、風穴が雪に覆われた真冬の写真の4種。4枚を1セットとして100部制作した。

 町教委は「シートを活用し、風穴に対する知識を高めてもらいたい」としている。

 風穴の見学は午前9時半~午後4時。見学料は大人500円。町民や高校生以下は無料。問い合わせは町歴史館(☎0274-82-5345)へ。