5月下旬から6月上旬の降ひょうによる被害について、館林、藤岡両市は農業者らへの支援策を打ち出した。館林市は16日、作物や農業施設に被害を受けた市内の農業者に一律2万円を支給する見舞金の受け付けを開始。藤岡市も、農業用ハウスなど施設復旧の支援費など総額7400万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を開会中の市議会定例会に追加提案する。

 館林市の見舞金は市内に住所があり農産物を栽培、販売している個人や法人が対象。被害額は問わず、市農業振興課で申請を受け付ける。関連予算約600万円を含む本年度一般会計補正予算案を同日、市議会定例会に追加提案し可決された。同課によると、市内では南部を中心にビール麦や小麦、露地野菜が傷ついたり、ビニールハウスに穴が空く被害が発生した。

 農業用ハウスや住宅への被害が相次いだ藤岡市は、農家に対して施設復旧のための支援費6千万円を計上。住宅の窓ガラスが割れるなどした市民向けには、ブルーシート購入費など400万円を追加した。

 建物が破損するなどした商工業者の支援策では2500万円までの借り入れに対し、利率1.8%を上限に5年以内の利子補給を行う。1千万円を計上した。