舞台あいさつする前田さん(左)と岡山さん

 神戸市内の築100年以上の洋館の裏にある長屋で、共同生活を送る若者たちを映した映画「旧グッゲンハイム邸裏長屋」の上映が17日、群馬県高崎市のシネマテークたかさきで始まった。穏やかに流れる暮らしの中で、住人の心情変化や互いの思いやりがささやかに表現されている。23日まで。

 初日は上映後に舞台あいさつがあり、監督と脚本を担当した前田実香さん(35)と撮影を務めた岡山佳弘さん(34)が登壇した。2人は神戸市内の大学で映画を学んでいた同級生。製作の裏側を軽快なトークで紹介した。

 作品の舞台は、前田さんが約8年住んでいた場所。出演者のほとんどが当時の住人という。前田さんは「住人が入れ替わることで、生活は変化する。その一瞬を映画に収めたかった」と話した。

 岡山さんは「気心知れた人と、工夫しながら撮った作品。楽しんで見てほしい」と紹介。前田さんは「海と山に囲まれた洋館の美しさも味わって」と呼びかけていた。

 午後5時25分上映開始。問い合わせは同映画館(☎027-325-1744)へ。