群馬県太田市の太田沢野小で多数の児童と教職員が嘔吐(おうと)や下痢、腹痛など胃腸炎のような症状を訴え、15日から学校閉鎖している問題で、県は17日、一部の発症者からノロウイルスが検出されたと発表した。発症者は同日正午までに児童253人、教職員18人に増えた。県と市教委によると、重症者は確認されておらず、約9割が快方に向かっているという。

 県衛生環境研究所の検査でノロウイルスを確認した。県は感染性胃腸炎の集団発生と判断し、詳しい原因を調べている。

 市教委は同日、大多数が回復していることなどから学校閉鎖を延長せず、20日から授業を再開する方針を決めた。給食は調理器具などの細菌検査結果が出るまで再開せず、授業も午前中だけにする。

 県は「これからの季節は感染性胃腸炎が増える可能性がある。手洗いや消毒を徹底してほしい」などと呼びかけている。