4月のイベントでマンホールを撮影する参加者

 マンホールのふたをスマートフォンで撮影して投稿するイベント「関東七都市マンホール聖戦」が26日まで、群馬県前橋市などで行われている。市民らが写真でふたの情報を集め、傷んだマンホールの交換などにつなげる。全国的に老朽化が進む社会インフラの見守りに、先端技術と市民の力を生かす効率的な取り組みとして注目されている。

 市民参加型の活動でインフラの維持管理を目指す財団「ホール・アース・ファウンデーション」(シンガポール)が主催。インフラ保全を戦略的に進めるため、今回のイベントでは前橋市のほか、東京都八王子市、横浜市、さいたま市、千葉市、水戸市、宇都宮市を重点エリアに定め、情報を集める。

 同財団が開発したアプリ「鉄とコンクリートの守り人」を使用し、街中に点在するマンホールを撮影して投稿する。誰も投稿していないマンホールの写真にはポイントが付く。投稿数に応じて、アマゾンのギフト券が抽選で当たるくじなどに参加できる。

 写真投稿だけでなく、マンホールの状況をレビューすることもできる。集まった情報は自治体に提供。老朽化したふたの早期発見、交換などにつなげて維持管理の効率化を図る。

 マンホール聖戦は、東京都渋谷区での開催(昨年8月)を皮切りにスタート。静岡県三島市や石川県加賀市では自治体と連携して行われ、話題になった。

 詳細は公式サイト(https://www.guardians.city/)で。