駄菓子屋を準備中の長屋前でトゥクトゥクに乗り、「面白い場所にしたい」と気合を入れる(右から)佐藤さん、相方のたべいさん、新見社長

 群馬県桐生市の市街地活性化に一役買おうと、同市を拠点に活動し、桐生ふるさと大使を務めるお笑いコンビ「ワンクッション」の佐藤涼平さん(38)=同市新里町=が駄菓子屋「よこまちや」(同市横山町)を立ち上げる。子どもたちに昭和レトロの雰囲気を味わってもらうとともに、芸人のセンスを生かした「面白い場所」として地域を盛り上げる。7月3日のオープンを目指し、準備を進めている。

 店名は「郷土に愛着をもってほしい」との願いを込め、横山町の名前にちなんで付けた。国内外の幅広い駄菓子を仕入れ、100種類の提供を目指す。東南アジアの三輪タクシー「トゥクトゥク」による移動販売も予定している。

 店は新見化学工業(新見直広社長)敷地内にあり、社員休憩所として使われていた長屋を改修する。1957年の同社創業前からある建物といい、昭和の雰囲気を漂わせている。

 新見社長は市内の駄菓子屋がなくなったことを寂しく思う小学生の息子と娘のため、「何とかしたい」と考えていたという。地域を盛り上げたいと思っていた佐藤さんと意気投合し、1月に駄菓子屋の立ち上げが決まった。5月下旬に長屋の壁の一部を壊して玄関を設けるなど、準備を進めている。

 店の近くには小学校や高校、大学などがあり、子どもたちをはじめ多くの市民が集まるコミュニティーを目指す。佐藤さんは「駄菓子屋は笑顔あふれる場所。芸人らしい一面を見せつつ、子どもたちの嫌なことを聞いてあげるお兄さんのような存在になれれば」と意欲を見せている。

群馬のオープン閉店情報はこちらのページから