上毛新聞は22、23両日に実施した共同通信社の電話世論調査と担当記者の取材を基に、第26回参院選群馬選挙区(改選数1)の序盤情勢を探った。7選を目指す自民党現職の中曽根弘文氏(76)=公明党推薦=が幅広い世代に支持を広げ、大きくリード。無所属新人の白井桂子氏(60)=立憲民主党推薦=と、共産党新人の高橋保氏(64)が並んで追いかけている。

 厚い保守地盤と高い知名度に支えられた中曽根氏が自民支持層の8割近く、公明支持層の6割強に浸透する。無党派層の2割近くから支持を得ているほか、国民民主党、立民支持層の一部にも食い込んでいる。

 白井氏は立民支持層の4割から支持を得ているものの、県連が支援する国民の支持層に関しては1割しかまとめられていない。無党派層にも浸透しておらず、支持の広がりが限定的だ。

 高橋氏は共産支持層の8割以上を固め、れいわ新選組や社民党の支持層の一部にも食い込んでいる。

 NHK党新人の小島糾史氏(46)と、政治団体「参政党」の新倉哲郎氏(43)はどちらも苦戦している。

 ただ、現時点では全体の3割超が投票先を決めておらず、情勢は流動的。無党派層の7割近く、立民支持層の5割近く、日本維新の会支持層の5割強が態度を明らかにしておらず、各陣営とも取り込みに全力を挙げる。

 比例代表の投票先については、県内では自民が大きくリードし、立民、維新、公明、共産、れいわ、国民が続く。政党要件に必要な得票率2%ラインを社民、N党、参政などがうかがう状況となっている。

 選挙への関心は「大いにある」が44.0%で、「ある程度ある」の40.3%と合わせて8割強に上っている。