群馬県伊勢崎市内で暮らす里子らの要望を踏まえ、市は里親の下を巣立つ里子に対する自立支援事業を始める。現金支給(一律20万円)と運転免許取得支援の二本柱で、同様の支援は県内12市では前橋に次いで2例目。関連費用を盛り込んだ補正予算案が24日、市議会6月定例会で可決された。

 市子育て支援課によると、運転免許を取得する際には赤い羽根共同募金などの助成を本人が受けた上で、不足分を市が補助する。本年度は数人の利用を見込んでいる。

 自立支援事業を巡っては昨年12月、里親の下で暮らす男子生徒(当時高校2年)らが市役所を訪れ、臂泰雄市長に要望。生徒は「僕の後ろには困っている子どもたちがたくさんいる。その子たちのためにも僕が声を上げないと、と思った」と支援を求めていた。