【北京共同】中国国営通信新華社は25日、習近平国家主席(共産党総書記)が7月1日に開かれる香港返還25年の記念式典に出席すると伝えた。香港への統制強化により民主派を排除した“実績”を強調し、統治の成功を宣言するとみられる。訪問は明確にしていないが、現地入りすれば新型コロナ以降、習氏が中国本土を出るのは初めて。

 香港に高度の自治を認めた「一国二制度」は英国から中国への返還後も50年間維持すると約束され、今年は折り返しの節目。中国の介入で香港の民主派一掃措置が取られ、制度の形骸化が指摘されるが、習指導部は制度維持のため社会を安定化させたと正当化する方針だ。