群馬県内は26日、高気圧に覆われ気温が上昇し、前日に6月の全国観測史上初の最高気温40.2度を記録した伊勢崎は2日連続で全国トップとなる36.8度を観測した。午後6時までに県内各地の計20人が熱中症の疑いで搬送され、このうち館林市で農作業中だった男性(99)が重症と診断された。27日も最高気温が35度を超える猛暑日となり、午後には大気の状態が不安定になる見込み。前橋地方気象台は引き続き体調管理などに注意を呼びかけている。

 気象台によると、13観測地点のうち伊勢崎のほか、桐生36.0度、館林35.9度、上里見(高崎)35.8度、前橋35.5度の5地点で猛暑日となった。

 県内11消防局・本部によると、午後6時までに熱中症とみられる症状で救急搬送されたのは11~99歳の男女20人。重症1人のほか、中等症も10人に上った。

 高崎市では午前9時40分ごろ、11~12歳の男子3人が屋外で運動中に体調を崩した。館林市で野球の練習試合をしていた県外の高校3年の男子生徒(17)、前橋市で草むしり中の女性(92)ら屋外活動中だった人だけでなく、自宅にいた渋川市の女性(67)や甘楽町の男性(79)らも中等症と診断された。

 27日も引き続き高気圧に覆われる見通しで、最高気温は前橋38度、みなかみ32度と平野部を中心に猛暑日が続く予想。熱中症を防ぐため、気象台は冷房の適切な使用や小まめな水分補給を欠かさないよう注意を求めている。

 また、日中の高い気温と上空の寒気の影響で、昼過ぎから夜の始めにかけては大気の状態が非常に不安定になり、急な激しい雨や落雷、突風、降ひょうの恐れがある。発達した積乱雲(入道雲)を見かけたら建物内に移動するなど安全を確保するよう促している。

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