吉岡明治小の授業を視察する山本知事ら

 山本一太知事が平田郁美県教育長や県教育委員らと会談する県総合教育会議の本年度第1回会合が、群馬県吉岡町の吉岡明治小(山崎栄寿校長)で開かれた。町独自の推進計画に沿って進められている同校のICT(情報通信技術)教育の先進事例を視察し、意見を交わした。

 山本知事らは、山崎校長の案内で同校の授業を見学。別クラスの児童の意見が教室のモニターに映し出される4年の国語の授業や、ロボット「カムロボ」を動かす5年のプログラミング授業、一人一人が習熟度別の課題に取り組む6年の算数の授業などを見守った。

 山本知事は視察後「会議での現場視察はおそらく初めて。自然にパソコンやネットを使っていることに感銘を受けた」と述べた。子どもたちが雑談のように発言しながら授業を受ける様子や、教員が児童にフラットに接する姿勢も評価した。

 平田教育長も「今日のために作った授業ではなく、普段から普通にやっていることだと感じた。一人一人の先生が自分事としてICTを取り入れている」と話していた。

 会議では、町がGIGAスクール構想に合わせて2020年から進めているICT教育推進計画「HiBALIプラン」について町の山口和良教育長が説明したり、各教育委員がブルーライトなど子どもたちの健康への配慮について提言したりした。