「プロのアスリートだからできる支援を行いたい」と話す久保田選手((c)THESPA)

 障害がある子どもたちにスポーツを体験する機会を提供しようと、サッカーJ2ザスパクサツ群馬のMF久保田和音選手(25)が、クラウドファンディング(CF)を始めた。200万円を目標に資金を募り、障害児向けのサッカー教室や、農業体験のイベントを企画する。

 きっかけは、サッカーJFL「FCマルヤス岡崎」のDF多々良敦斗さん、弱視者がプレーする「ロービジョンフットサル」選手の中沢朋希さんと、アスリートのキャリア支援に取り組む企業を通じて出会ったことだった。

 プロのスポーツ選手として、競技以外で社会の役に立てないかと考えていた。同じように社会貢献の方法を模索していた2人と意気投合。それぞれの経験や人脈を生かして子どもたちにさまざまな体験を提供するため、CFを企画した。

 近年、スポーツ選手が社会課題に取り組む例が増えており、チームメートのDF畑尾大翔選手が株式会社を立ち上げ、障害者支援に携わる姿にも影響を受けたという。

 久保田選手は「アスリートとして何ができるかを考えた。サッカーと食を通じて子どもたちに笑顔を届けたい」と協力を呼びかけている。

 支援はCFサイトのスポチュニティで、7月17日まで受け付ける。一口3千円から。返礼品として、トウモロコシや、特別支援学校にボールを寄贈できる権利を受け取れるコースを用意している。