27日、スリランカ・コロンボのガソリンスタンドで、ガソリンを求める人々を落ち着かせようとする兵士(AP=共同)

 【ニューデリー共同】経済危機に陥っているスリランカ政府は27日、ガソリンや軽油の販売を約2週間停止すると発表した。外貨が欠乏して原油の輸入が滞り、備蓄が底を突きつつあるため。医療や流通、発電など生活に不可欠な事業者への販売は維持する方針だが、社会経済のさらなる混乱の拡大は必至だ。

 販売再開は原油輸入ができるかどうかにかかっている。政府は7月10日の再開を目指し、ロシアやカタールに閣僚らを派遣し交渉を進めるが、見通しは立っていない。

 当面の間、通勤や通学に使う燃料を節約するため、一部の政府機関や学校を閉鎖、民間企業には在宅勤務を呼びかけた。