公共交通を利用した伊香保温泉への旅行の定着を目指し、渋川市は28日、鉄道や高速バスで県外から訪れる宿泊者に、地域クーポン券(1人3千円分)を配ると発表した。9月1~30日と来年1月10日~2月22日の2期に分けて実施する。

 コロナ下で公共交通の利用が著しく落ち込む中、新たな手法で観光需要の底上げを目指す。「エコ旅応援キャンペーン」と銘打ち、環境保全意識を高めることも狙う。

 クーポン券は市内の飲食店や小売店、観光施設など200カ所以上で利用できる。チェックインの際、乗車券の控えやチケット購入サイトの申し込み画面など、公共交通を利用した証明を提示してもらう。

 事業費は約5千万円を見込む。JR東日本がポスターを作り、首都圏の駅に掲示してPRするなど市と連携する。渋川伊香保温泉観光協会、伊香保温泉旅館協同組合も協力する。

 市は利用者に伊香保温泉の石段街での散策や周辺の美術館、牧場などを楽しんでもらいたい考え。