再会を喜び、ボランティアの市民らと記念撮影するアブラハムさん

 群馬県前橋市で長期合宿し昨年の東京五輪の陸上男子1500メートルに南スーダン代表として出場したグエム・アブラハムさん(23)が再来日し、30日に同市を訪れた。山本龍市長や合宿時に支援したボランティアの市民らと再会を喜び、「故郷に帰ってきた気持ち」と感謝を述べた。

 アブラハムさんは他の選手・コーチ計4人とともに2019年11月に来日し、前橋市で長期合宿。五輪出場後の21年8月に帰国し、ウガンダ国内などでトレーニングを続けてきた。茨城県を拠点とするプロアスリートチーム「阿見アスリートクラブSHARKS」に入団してパリ五輪を目指すことになり、今年5月に再来日した。現在は南スーダンオリンピック委員会理事も務め、7月中旬に米国で開かれる世界陸上に出場するため、長野県などで合宿をしている。

 長期合宿時の練習拠点だった王山運動場(総社町)にボランティアら約20人が集まって歓迎。アブラハムさんは「前橋市民に支援してもらったことを忘れたことはない。再会できて本当にうれしい」と話し、記念撮影に応じていた。