保護犬と触れ合う見学者

 殺処分の減少に向けて保護犬や保護猫の飼育などに取り組む犬猫保護シェルター「犬猫タウン前橋」(前橋市富士見町)は2日、施設の見学会を開いた。自由に参加できる見学会として初めて企画し、参加者は元気に遊ぶ犬や猫との触れ合いを楽しんだ。

 同施設は一般財団法人犬猫生活福祉財団(東京都、佐藤淳理事長)が運営し、1月に稼働し始めた。保護された犬と猫40匹程度を飼育して新たな飼い主を見つけたり、不妊去勢手術後に地元に返す活動に取り組む。これまでは里親希望者のみ見学を受け入れていたが、保護犬や保護猫のことを身近に感じてもらおうと初めて予約不要の見学会を開いた。

 施設内は犬用の個室が並ぶスペースと外遊び用のドッグラン、猫が自由に遊ぶスペースなどがあり、不妊去勢手術ができるクリニックも併設する。参加者は施設を見て回り、トレーナーが見守る中、犬に餌をあげたり、猫とおもちゃで遊んだりして触れ合った。

 見学会は今後も月1回開催する予定。次回は8月27日。運営スタッフの新井かおりさんは「殺処分や収容数を減らすには地域の協力が不可欠。ぜひ見学会に来て活動を知ってもらいたい」と呼びかけている。