行方不明者の発見と保護に尽力したとして、群馬県警藤岡署は、ともに運転代行業の村上信忠さん(48)=高崎市=と渡辺忠義さん(49)=同=に感謝状を贈った=写真

 客を送り届ける業務中だった2人は6月2日午前0時ごろ、藤岡市内の路上の縁石に座り込み、道路側に足を投げ出していた20代男性を発見。村上さんが110番通報し、客を送った後に2人で戻ったところ男性は近くの踏切内にいたという。

 村上さんが男性に声をかけ、踏切内から避難させた。渡辺さんは車内で様子を見守り、駆け付けた署員に引き渡した。男性は入所していた同市内の施設関係者に無事に引き渡せたという。

 同市の同署で感謝状を手渡した青木修署長は「周囲の目がない時間帯に気付いた違和感を連絡してくれたことが、住民の安全につながった」と感謝。村上さんは「人通りがない深夜に2人の目が生かせる仕事。今後もおかしいと思ったことは通報していきたい」と笑顔で語り、渡辺さんは「とにかく無事でよかった」と話した。

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