桜井社長(右)の案内でコオロギ養殖施設を見学するアロンコン顧問

 タイ政府や企業の関係者が4日、昆虫食を普及開発する高崎経済大発のベンチャー企業「フューチャーノート」(群馬県高崎市上並榎町、桜井蓮社長)を視察した。同大内で食用コオロギの養殖を研究する施設を見学し、環境に優しい新たなタンパク源としての昆虫食について意見を交わした。

 同大を訪れたのは、アロンコン・ポンラブット農業・協同組合省大臣顧問ら6人。研究施設では味や飼養方法を改良する取り組みなどについて説明を受け、実際に育てたコオロギを試食した。

 桜井社長は起業する前、昆虫養殖で先進的な同国を視察し、現在もコオロギを輸入していることを説明。「昆虫食への抵抗感はまだ強いが、将来的には連携して両国で生産したい」と話した。

 アロンコン顧問は「コオロギを前面に出さず、『ニュープロテイン(新しいタンパク質)』として機能面を売り出すと良い。家畜の飼料としての伸びも期待できる」と指摘した。