高校野球の第104回全国選手権群馬大会が9日開幕し、夏の甲子園出場を目指して65校61チームが熱戦を繰り広げる。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中でもひた向きに練習を重ね、最後の夏に懸ける注目の3年生を投打に分けて紹介する。
堀越 蒼空(関学付) 打者との駆け引き 自信
最速145キロの直球を投げる本格派右腕。栃木・足利リトルシニアでは主に外野手として試合に出場しており、投手では2番手を担っていた。関学付では中学時代に120キロ台後半だった球速が伸び、主戦を務めるまで成長した。
高校で初めて取り組んだウエートトレーニングの効果もあり、球速は2年時に140キロをマーク。昨秋はけがの影響もあり、思うような投球ができなかったが...