群馬のランボーこと、ランボー土田です。いつもと違う今年の夏休み。新型コロナウイルスの影響で旅行や海水浴などを楽しめなかった人も多いはず。今回は、私が昨年まで友人と楽しんでいた夏休み恒例の「自給自足サバイバル旅」を紹介します。

 お盆休みを利用して毎年4日間、島へのサバイバル旅に出掛ける。集まるのは男10人。持ち物はナイフ、寝袋、ブルーシート、米、パスタ、調味料…といったところ。

 島に着いたらまず最初に、皆からライターなど火をつける道具を没収する。ライターを取られた喫煙者がどんな行動を取るかを想像するだけでおもしろい。何とか火をつけようと木を擦ったり、ペットボトルを使って太陽光を集めてみたり、たばこを吸わないメンバーも協力し、ようやく一服することに成功したときの顔といったら! いつ思い出してもほほえんでしまう。

 本当は居場所を確保することが先なのだけれど、うるさい愛煙家のために毎回火の確保が先になる。その後、ブルーシートを木につるしてテントを作り、流木を使って調理場にかまどを製作。こんな感じで4日間生活する空間をつくる。

 サバイバル旅の醍醐味(だいごみ)は、何といっても自らの力で食料を調達すること。男10人が水着に着替え、一斉に海へ潜って食べられるものを探す。ただし、島には特定の貝類の捕獲禁止など、あらかじめ決められたルールがある。これは絶対に守らなくてはいけない。

 タコや貝、魚など、皆で頑張って集めた食材で、毎食結構豪勢な料理が食卓に並ぶ。ある日の昼食は貝とニンニクのぺペロンチーノ、夕食はタコ飯やタコのから揚げ、魚と亀の手のみそ汁だった。そして、お楽しみの宴が始まる(ちなみに、私は酒もたばこもたしなみません)。宴席に欠かせない「つまみ」はもちろん、皆で懐中電灯を手に真っ暗な海辺へ探しに! 「いたいた、おいしそうなカニが。油で揚げて塩をかけて食べると最高」って感じで、毎回、太ってサバイバル旅から帰ってくる。

 近年、ソロキャンプや車中泊などが人気で第2次オートキャンプブームが起きているという。屋外だから3密にはならないと思いがちだが、管理棟や炊事場、トイレなど人が集まりやすい時間帯がある。食事の時以外はマスクを着用するなど、注意が必要だと思う。一人一人が節度ある行動をとり、新型コロナが一日も早く収束することを願うばかりだ。

 私は普段、サバイバルタレントとしてテレビに出させてもらっている。ロケも少しずつ復活し始めた。ユーチューブで「群馬のランボーの『サバイバル王国』」もやっているので、興味があったらのぞいてほしい。



サバイバルタレント ランボー土田 館林市大手町

【略歴】本名・土田貴弘。近代五種競技選手を目指し自衛隊に入隊。家業のクリーニング店を継ぐため除隊。「群馬のランボー」の愛称で知られる。利根商業高卒。

2020/9/2掲載