タイフェアの対象商品を紹介する相木社長(左)とシントン大使

 スーパーを展開するベイシア(群馬県前橋市亀里町、相木孝仁社長)は6日、在日タイ大使館と連携し、系列の112店舗でタイの食材や調味料、弁当などを販売する「タイフェア」を開始した。タイ料理を新たな定番の家庭料理としてPRしつつ、コロナ下で広がった中食・自炊ブームと結び付けて関連商品の販路拡大につなげる。大使館監修の下、本場の味を提供して「タイ料理ブーム」をけん引したい考え。19日まで。

 ベイシアマートと各種専門店を除く店舗で展開し、生鮮食品や加工食品、冷凍食品、調味料、弁当、総菜など52品種を扱う。

 10年ほど前から年1回程度実施しているが、弁当や総菜は今回初めて大使館が監修し、ヤムウンセン(タイ風春雨、298円)、ガイパッポンカリー(鶏のカレー炒め、498円)などを本格的な味付けで用意した。同社が現地で共同栽培に取り組んだ幻のバナナと言われる「グロスミシェル種」も販売する。

 同社の集計では、2度の緊急事態宣言下に特にエスニック食材の売り上げが伸びたという。連動するようにネット上でタイ料理レシピの検索件数が増えていたことから、タイ料理に可能性があると見て大々的に展開する。

 6日に都内で開かれた記者会見には、就任間もない相木社長が出席し、「タイの食材に触れ、食べて楽しんでもらいたい」と来店を呼びかけた。同席したシントン・ラーピセートパン駐日大使は「日本ではタイ料理は都市部や若い世代に人気があるが、フェアを通じて地方や幅広い世代にもその魅力を知ってもらいたい」と期待を寄せた。

ベイシア・相木新社長 「強さ伸ばす経営を」

 ベイシアの相木孝仁社長は6日、報道陣の取材に応じた。一問一答は次の通り。

 ―4日付で社長に就任した。社長としての抱負を。

 ベイシアに(副社長として)今年1月に参画した。素晴らしさに引かれ...