「一人でも多くの人に群馬のお肉を食べてもらうために、これからもイベントを継続していきたい」と力を込める大熊さん

群馬お肉の祭典実行委員長 大熊 章之さん(60) 高崎市 

 16~18日に群馬県高崎市のもてなし広場で開かれる「群馬お肉の祭典」の実行委員長を務める。イベントには県内飲食店26店が集結し、上州牛や赤城牛、上州麦豚など県産のブランド肉を扱った各店自慢の肉料理が並ぶ。「訪れた人が喜びを感じられるイベントにしたい。プロのお店の肉料理をがっつり食べてほしい」と来場を呼びかける。

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 祭典の立ち上げの背景にあるのが県内の肉消費の少なさだ。群馬は有数の畜産県であるにもかかわらず、肉の消費量は少ない。自身は食肉事業などを手がける会社を経営する。「生産者は工夫を重ねて育てている。食肉業界の一員としてもっと県民にお肉に親しんでもらいたい」。そんな思いが根底に流れている。

 2017年に始まり、19年には過去最高の約5万4千人が来場するなど人気イベントとなったが、翌年から新型コロナウイルスが流行。開催できるのか―。リスクも踏まえて何度も話し合いを重ねた。

 出店数を絞り、入場者数を制限するなど感染症対策を徹底した上で、20、21の両年とも開催にこぎ着けた。「一人でも多くの人に群馬のお肉を食べてもらう。そのためには、年1回のこの行事を継続することが大切」と力を込める。

 8月には自身が発起人となった高崎の豚ホルモンをテーマにしたまち映画の公開も控えている。消費量拡大のため、これからも群馬のお肉のおいしさを伝え続けていく。