東吾妻町が舞台のオリジナルウェブ小説のチラシ

 群馬県東吾妻町を舞台にしたオリジナル小説「天狗(てんぐ)と私の千年の恋(天恋)」の連載が、町民有志らによる町づくりプロジェクト「MY ROCK TOWN(マイ・ロック・タウン)東吾妻」のサイト内で始まった。いずれも町内在住で児童文学作家の加部鈴子さんが文章、漫画家の祐さんが挿絵を担当している。

 主人公は町内の女子高生、妃芽(ひめ)。力のある岩に触れるたび、前世の記憶がよみがえるようになる。町のシンボルの岩櫃(いわびつ)山など岩にまつわる観光スポットや、町ゆかりの歴史上の偉人を天狗伝説でつなぐファンタジー小説となっている。

 同プロジェクトは、岩や生き方など「ロック」をキーワードに町の魅力を発信したり、イベントを企画したりしてきた。コロナ下でイベントが制約を受ける中、加部さんが「町の偉人や観光地を物語に盛り込み、みんなで楽しめれば」と小説の企画を提案した。

 小説に登場する岩や史跡のマップ、店舗の情報、料理レシピなどをサイトや町広報紙で紹介する仕掛けも用意。加部さんは「小説と併せて町内を巡り、おいしいものを食べ、東吾妻をもっと好きになってもらえるといい」と期待する。

 挿絵では登場人物の制服に東吾妻中のデザインを採用するなど町民には身近なものもある。祐さんは「現実と小説の一体感を楽しんでほしい」と話している。

 小説は毎週火曜、金曜に更新する。問い合わせは町企画課(☎0279-68-2111)へ。