寺院敷地内に侵入し金品を盗んだとして、窃盗や建造物侵入などの罪に問われた群馬県太田市、会社員、被告の男(24)と、同市、会社員、被告の男(25)の論告求刑公判が8日、前橋地裁(柴田裕美裁判官)であった。検察側は「常習的、計画的な犯行で悪質」などとして両被告に懲役2年を求刑した。弁護側は反省しているなどとして執行猶予付き判決を求めた。

 検察側は論告で、両被告が昨年夏ごろから同様の犯行を繰り返していたと指摘。偽造ナンバープレートを装着した車で寺院に向かい、足跡が残らないように靴下を重ねてはいたり、手袋をはめていたとした。両被告が仲間の詳細に関する供述を拒んでいるとして「反省の態度は不十分」と述べた。

 論告などによると、2人は仲間と共謀して昨年11月30日未明、邑楽町内の寺院2カ所の敷地内にある事務所などに侵入し、金庫(時価約15万円相当)や現金計約3万5千円を盗んだとされる。