集まった支持者にあいさつする白井氏=10日午後8時25分ごろ、前橋市日吉町の選挙事務所

 午後8時の速報で白井桂子氏(60)の落選確実が伝わると、前橋市日吉町の事務所は静まり返った。白井氏は「結果を出せず申し訳ありませんでした」と頭を下げた。一方で「立民、国民、連合が一体となって戦い抜けた。悔しいが悲しくはない」と笑顔も見せた。

 白井氏は連合群馬が国政選挙に初めて立てた組織内候補。選対本部長の佐藤英夫会長は「私の戦略、戦術不足。選挙戦を総括し、捲土(けんど)重来を目指したい」。立憲民主党県連の後藤克己会長は「いま一度連合を中心に地域でしっかり根を張れる政治状況を群馬でつくっていかねばらない」と述べた。

 今回、陣営幹部は「連合群馬の力が試される選挙」と組合員に発破をかけ、立民、国民両県連の議員の支援も受けながら選挙活動を展開。だが、候補者の擁立が出遅れたことや、産別組織ごとの温度差もあり、支持は広がらなかった。