支持者に頭を下げる高橋氏=10日午後8時10分ごろ、前橋市古市町の選挙事務

 午後8時過ぎ、高橋保氏(64)の落選確実が伝わると、前橋市古市町の選挙事務所には「もう結果が出ちゃうのか」と落胆の声が漏れた。高橋氏は「国を守るのは軍隊ではなく、心の通じた外交と訴えてきた」と選挙戦を振り返り、支持者に謝意を示した。

 選挙戦では「平和と暮らしのかかった選挙」として防衛費の増額を批判。消費減税や最低賃金の引き上げなどで暮らしを守ると強調した。演説では〝元教員らしさ〟を押し出し、自作の歌や落語を交えて政策を訴えたが、及ばなかった。

 取材に対し「保守王国の地盤を切り崩したかったが、野党共闘もできなかった。だが、耳を傾けてくれる人は増えた。今後の選挙に期待したい」とした。