安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され死亡した事件を受け、山本一太群馬県知事は10日、東京都内の安倍氏の自宅を弔問して哀悼の意を示し、冥福を祈った。

 上毛新聞の取材に対し、山本知事は安倍氏の妻、昭恵さんらの応対を受け、霊前で焼香し、手を合わせてお礼を伝えたと説明。「CSF(豚熱)対策では官邸で直接会ってくれるなど、群馬県をいろいろな局面で助けてくれた。群馬にとっても恩人」と振り返った。

 その上で「心にぽっかりと穴があいたよう。今こそ必要な政治家で、無念としか言いようがない」と別れを惜しんだ。

 山本知事は参院議員時代に第2次安倍内閣で沖縄北方担当相を務めたほか、2014年に安倍氏が創設した自民党総裁ネット戦略アドバイザーに起用され、訪米に同行するなど安倍氏と近かった。