群馬県藤岡市の指定天然記念物「ヤリタナゴ」の保護推進に関する懇談会が、同市矢場の矢場公会堂で開かれた。保全団体の代表者や県藤岡土木事務所職員、藤岡北高生ら計30人が保全に関して発表=写真。今後の活動について意見を交わした。

 同所に2024年度開通予定の県道前橋長瀞線バイパスについて、同事務所職員が説明。生息地の一つである環境水路をまたいでバイパスが建設されるが、「水路は道路の下を立体交差のように流れ、道路からの水と混ざることはない」と話した。

 北高生は、初めてヤリタナゴの生息が確認された1988年には30匹だったが、保護活動が盛んになると増え始め、ピークの2006年には2205匹に達したと発表。一方で、「保護活動によって生息数は大きく上下する。活動が一段落した12年には66匹まで減少した」と報告した。