10日投開票された参院選で、群馬県館林市内で期日前投票をした有権者の4分の1以上が、商業施設「アゼリアモール」(同市楠町)に新設した期日前投票所を利用したことが11日、市選管の集計で分かった。買い物と併せた利用で投票機会が生まれ、混雑分散にもつながったとみている。

 市選管によると、同投票所は7月2~9日)に開設した。市庁舎外への設置は初めて。新型コロナの感染リスク低減のため、市役所と分散させて混雑緩和を図った。期日前投票者数は1万1514人で、2019年の前回から2463人増えた。内訳は市役所8511人、同モール3003人。男女比は市役所がほぼ同数だったのに対し、同モールは6割以上を女性が占めた。買い物で訪れた女性が多く利用したとみられる。

 市内の投票率(選挙区)は49.58%で県内平均を上回り、前回の46.18%から3.4ポイント上昇した。担当者は「今の生活スタイルやコロナ下に合った形で効果が見られた。結果を分析し、今後に生かしたい」とした。9月の市議選でも同モールに設置予定という。