新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、群馬県高崎市は13日、市保健所の判断などで濃厚接触者のPCR検査を行う市内5病院に対し、検査試薬の購入費を補助すると発表した。試薬不足が生じた第6波を教訓に、備蓄を増やしてもらうことで迅速な対応につなげる。

 対象は日高、黒沢、第一、高崎中央、真木の5病院で、既に試薬の確保を始めているという。本年度一般会計当初予算に計上した新型コロナ対策費から1千万円を充てる。試薬を含めた検査費用は診療報酬などで賄われる。

 1月からの第6波では感染急拡大で一時検査試薬が全国的に不足し、市内でも結果が出るまで通常より数日遅れるケースがあった。

 コロナ対応を巡り、県は保健所による濃厚接触者の特定を一部縮小しているが、同市では維持している。7月は陽性者の急増に伴って検査数も増えており、富岡賢治市長は「さらに検査体制を強化し、感染拡大に備えたい」とコメントした。