群馬県沼田市は15日、健康福祉部所属の50代男性職員が、運営を担当していた団体の口座から現金400万円近くを横領したり、私的流用したりしていたと発表した。市は同日、職員を懲戒免職処分にした。

 市によると、職員は2020年4月から今年3月まで、福祉関係の3団体の運営業務を担当していた。このうち1団体の口座から現金126万円を横領したほか、後日埋め戻す形で3団体の口座から270万円余りを私的流用していた。

 職員は団体の通帳や印鑑を管理。私的流用分は、団体が架空の活動をしたように見せかける文書を作成し、上司の決裁を得て引き出していたという。職員は「カードローンの返済やインターネットゲームの課金、飲食費などに使った」と話しているという。

 今年4月に団体の運営担当の職員が代わり、不正が判明した。

 男性職員は横領した分を問題発覚後に返済した。市は刑事告発は見送るとしている。