地形の特徴を観察して楽しむ団体「両毛スリバチ学会」は16日、まち歩きイベント「灼熱(しゃくねつ)のグンマー2022沼田編」を群馬県沼田市内で開いた。JR沼田駅を起点に、県内外から参加した39人が、河岸段丘やくぼ地、中心街の歴史的な建物などを見て回った。

 参加者はグンマー分団長の曽田彰さんを先頭に最初の難関の滝坂を上った=写真。常夜灯が昔あった所を見て台地上に立つと「暑い」と声が漏れ、汗を拭った。

 市歴史資料館に行く途中で、一段低い堀跡地形を興味深く観察した。同館では真田氏が治めた江戸前期の城下町の地図を見て、歩く場所を頭に入れた。

 沼田城跡の沼田公園周辺でも堀跡を発見。共催した東京スリバチ学会の皆川典久会長は「小さな堀跡や違和感のある道に歴史の痕跡が見つかる。注目するとまちが好きになっていく」と話した。