フォトセッションで濵さん(右から3人目)らと写真に収まる小池さん(左から2人目)

 仕事で溶接に携わる女性「溶接女子」にスポットを当てたトークショー「もっといっぱい女子集まれ‼ 溶接の世界も、ジェンダーフリーへ!」が16日、東京都内で開かれた。群馬県立高崎産業技術専門校溶接エキスパート科の職業訓練指導員、小池千恵子さん(35)が登壇し、アイドルグループのAKB48のメンバーで、アーク溶接特別教育修了証を取得している濵咲友菜さんらと共に、溶接の魅力や業界の現状などについて意見交換した。

 小池さんは大手飲料メーカー勤務を経て高崎産業技術専門校で溶接を学び、現在は同校初の女性の正規指導員として活躍している。イベントでは溶接の魅力について、「努力すればするほど上達する。後で反省点に気付くこともあるが、そこからもっとうまくなりたいと思える」と自らの経験を踏まえて語った。

 また、関係者への要望として、「作業着や靴は男性向けの物が多く、選択肢が少ない」と指摘。これには濵さんも「私も手足が小さいので、いつも靴や手袋のサイズで苦労しています」と共感していた。

 トークショーは、日本溶接協会(東京都)などが同日まで開催した溶接、接合機器の専門展示会「国際ウエルディングショー」の一環。モデレーターをパナソニックコネクト(同)の執行役員常務CMO、山口有希子さんが務めたほか、小池さん、濵さん、愛媛県内で鉄工所を経営する村井知恵子さんと娘の珠夏さん、コベルコ溶接テクノ(神奈川県)勤務で日本溶接協会マイスター認定者、金子和之さんが参加した。