3年ぶりに結成した明和町特産のナシをPRする「梨っ子」のメンバー

 群馬県明和町特産のナシをPRする館林商工高のグループ「梨っ子」(旧名・梨っ娘)の6代目が発足し、3年ぶりに活動を始めた。3年生7人が収穫シーズンに地元ナシ農家の直売所で販売促進に協力したり、ナシを加工したスイーツの商品開発に取り組んだりする。高校生らしい工夫で、地元のナシの魅力を発信する。

 梨っ子は同校の課題研究の一環で2015年に始まった。毎年結成して収穫シーズンのナシや加工品のPRに一役買ってきたが、20、21年はコロナ下を理由に中止していた。6月までの感染状況などを踏まえ、今年は3年ぶりに結成した。

 地元のナシ農家でつくる農事組合法人「梨人(なしんちゅ)」と連携して販売促進につなげる。生産者との会合を12日に同法人の直売所「なしの駅」(同町田島)で開き、活動内容を確認した。7月下旬に始まる収穫シーズンに生徒が直売所でナシの袋詰めや販売を担当。営業前に準備の様子や商品をインスタグラムで発信する。同法人代表理事の東秀人さん(44)は「高校生の協力で農家も活気づく」と期待する。

 加工品の開発にも力を入れる。生徒は食物繊維や糖質など成分の特徴を生かしてマリトッツオ、わらび餅などの商品化を検討する。館林市内の和菓子店の協力を得て、9月以降に校内や町内外のイベントでの販売を見込んでいる。

 リーダーの石沢隆輝さん(18)は「商品開発や販売を通じて明和産のナシを多くの人に伝えたい」と力を込めた。浦野楓華さん(17)は「SNSなど積極的に発信して知名度向上に貢献したい」と話した。