館林で6月中に最高気温35度以上となる猛暑日を7回観測したことは、群馬県の観測史上初めてだったことが前橋地方気象台がまとめた同月の気象概況や気象庁のデータで明らかになった。ほかにも伊勢崎で同月中としては全国の観測史上初めて40度以上を観測し、北毛の田代(嬬恋)でも同月では初めて最高気温が30度以上の真夏日となるなど、記録ずくめの月となった。

 概況などによると、同月は高気圧が強まった影響で酷暑となり、24日以降に県内の広い範囲で猛暑日を記録した。気象庁が27日に本県を含む関東甲信で梅雨明けしたとみられると記録的な速さで発表するなど、特異な現象が目立った。

 館林は24~30日に最高気温が35.1度~39.4度と猛暑日が1週間続き、前橋や伊勢崎などの4地点も6日続いた。特に伊勢崎は25、29の両日に最高気温がそれぞれ40.2度、40.0度となったが、同月中に40度以上を2回観測することも全国の観測史上初めてだった。

 北部でも酷暑の影響が見られた。29日に田代で31.0度、草津で32.0度と最高気温の観測史上最高をそれぞれ更新した。県内全体で見ると、県内全13観測地点のうち、上里見(高崎)など3地点を除く10地点で最高気温が同月としての観測史上最高を更新し、藤原(みなかみ)、伊勢崎など6地点は最も高い最低気温も記録した。