災害時の心構えなどを真剣に聞く市町村長ら

 災害時に市町村長らが適切な指揮を執れるよう県と消防防災科学センターは、県庁で県・市町村防災トップセミナーを開き、県内35市町村の首長や防災担当者ら約90人が災害への備えや発生時の対応を学んだ。

 セミナーでは東京経済大名誉教授の吉井博明さん(災害情報論)と時事通信社解説委員の中川和之さんが講演した。

 吉井さんは日ごろから事業継続計画(BCP)に基づいた訓練を行うことや、災害時に首長を支える人材を育てることなど備えの大切さを指摘。住民が自主的に避難できるように地域ごとに教室を開き、空振り覚悟で避難情報を発令することなどを勧めた。

 中川さんは「災害と危機管理~伝え手の経験から自治体に求められること」と題して話した。

 セミナーは毎年開いてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、対面による開催は3年ぶり。