黒沢村長にプランターを手渡す(右から)本多さん、内堀君、滝上君

 520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故現場に近い、上野小(梯直人校長)は20日、上野村の同校で犠牲者の冥福を祈って育てたマリーゴールドの引き渡し式を開いた。全校児童52人の心がこもったプランター120基は、事故発生日に当たる8月12日に行う追悼慰霊式の会場「慰霊の園」を彩る。

 児童が5月に種をまき、水やりなどして育てた。いずれも6年の滝上璃久君と内堀公太君、本多鈴さんが代表として、公益財団法人「慰霊の園」の理事長を務める黒沢八郎村長にプランターを手渡した。

 黒沢村長は「日常の中で安全を考える機会につながる大切な活動。マリーゴールドを通じ、多くのご遺族らに皆さんの気持ちが伝わると思う」と語りかけた。滝上君は「あのような事故をもう起こさない、起こさせないという願いを込め、マリーゴールドを贈ります」と話した。

 同校は1985年に発生した事故の翌年から毎年、慰霊のためにマリーゴールドを育てている。