寺院敷地内に侵入し金品を盗んだとして、窃盗や建造物侵入などの罪に問われた太田市、会社員、被告の男(24)と同市、会社員、被告の男(25)の判決公判が20日までに前橋地裁であり、柴田裕美裁判官は「悪質な犯行」として両被告に懲役2年執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

 判決理由で柴田裁判官は、深夜から明け方の短時間で犯行に及んだ悪質性を指摘。施錠道具や偽造ナンバープレートを準備していたことから高度な計画性を認め、被害総額が高額で「結果は重大」と非難した。

 判決によると、2人は仲間と共謀し、昨年11月30日午前1時15~40分ごろ、邑楽町内の寺院敷地内にある事業所に侵入して金庫(時価約15万円相当)を盗んだ後、同町内の別の寺院敷地内の住居などに侵入して現金計約3万5千円を盗んだ。

 一方、25歳の被告は今年1月にも栃木県栃木市内の寺院に侵入し現金を盗んだとして窃盗容疑などで逮捕されていたが、前橋地検は20日までに不起訴処分とした。6月21日付。理由は明らかにしていない。

 事件を巡り、18、19歳の少年3人が窃盗や住居侵入などの疑いで前橋家裁などに送致され、20日までに、いずれも第1種少年院送致の保護処分と収容期間を2年とする決定が出された。