JR水上駅前にある旧書店(みなかみ町鹿野沢)を改修して人々が集うブックカフェをつくろうと、町内在住の渋沢健剛さん(42)がクラウドファンディング(CF)「ハレブタイ」で募っていた寄付が21日までに、目標額の110万円を突破した。建物屋上の防水工事に想定以上の予算が必要になったため、目標額を160万円に再設定して8月11日まで引き続き受け付ける。

 CFは「水上駅前発 ほんやのないまちに、ほんやを開くお話」と題して実施。15年ほど前まで「宇津木書店」として営業していた鉄筋コンクリート造りの建物を改修し、1階壁側に山や旅、郷土に関する書籍や図鑑、絵本を並べ、中央部の客席でおにぎりや世界の料理を提供する。2階はイベントなどで活用する。開設は10月を予定する。

 建物屋上から雨漏りしており、当初は応急処置で対応する予定だったが、全面コーティングが必要になったという。当初目標を超えた分の出資金はその防水工事などに充てる。支援は3500円からできる。

 渋沢さんは「支援はとてもありがたい。こんなに早く当初目標を達成し、駅前が明るくなってほしいと思う人が多いのだと手応えを感じた。開設に向けさらに頑張りたい」と話している。

しぶさわ・けんごう=1979年7月24日生まれ、24日以降は年齢変更