スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)と、ファーストリテイリング(山口市)傘下の衣料品店のユニクロは22日までに、「パワーモール前橋みなみ」(群馬県前橋市)に計画する新店舗について、県に大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づく新設の届け出を行った。具体的な店舗配置や詳細な駐車台数、騒音予測などの概要が明らかになった。

 新店舗はイケア前橋(仮称)とユニクロ前橋南インター店(仮称)。届け出によると、店舗面積はイケアが1階約6千平方メートル、2階約4千平方メートルの計約1万平方メートル。ユニクロが1階のみ約2500平方メートル。イケアは計画地のほぼ中央、ユニクロは東寄りにそれぞれ位置する。

 駐車場は全て屋外平面駐車場で、907台分の駐車場を備える。来店する自動車台数の見込みとして、平均的な休日のピーク1時間で577台(うち高速道利用58台)を想定する。

 周辺道路からの出入り口は全5カ所で、ゲートや自走式発券ブースは置かない。渋滞緩和のため、オープン時は広告チラシで来店経路を周知するほか、繁忙時は交通整理員を配置する。従業員用駐車場と荷さばき車両専用出入り口は別に設ける。

 騒音については、昼間、夜間ともに周辺環境に及ぼす影響は軽微と予測している。夜間は敷地の北側と東側で車両走行音の予測最大値が基準を上回ったが、いずれも周囲に住宅がないため実質的な影響はないと見込む。周辺から苦情があった場合は誠意を持って対応する方針。

 届け出上の新設日は2023年3月1日。ユニクロは同年春に開業予定だが、広報は「3月1日はあくまで書類上の日付。実際の開業はそれより後になる見通し」としている。イケアは24年の開業を予定している。

 県は11月5日まで、周辺地域の生活環境保持の観点から意見を受け付けている。届け出の詳細は県庁2階県民センターのほか、前橋、高崎の両市役所と玉村町役場で閲覧できる。