夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権群馬大会は23日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準々決勝の残り2試合を行い、4強が出そろった。樹徳は9大会ぶり、桐生第一は3大会ぶり、健大高崎と利根商は2大会連続のベスト4となる。準決勝は25日、決勝は27日に同球場で行われる。

 25日の第1試合は樹徳と桐生第一の「球都」対決。ノーシードの樹徳は、準々決勝で6大会連続優勝(2020年はコロナ禍で中止)を狙った前橋育英に完封勝ちした。主戦亀井颯玖(りゅうく)は32回を投げて2失点と安定感が際立つ。桐生第一は関学付の強力投手陣から15点を奪うなど打線が強力。三森結大(ゆうと)、北村流音(りお)、三塚琉生(るい)に本塁打が飛び出すなど調子は上向きだ。

 第2試合は健大高崎と利根商が戦う。両校は昨夏の準決勝でも顔を合わせた。健大高崎は準々決勝で前橋東にコールド勝ちし勢いに乗る。タイプの異なる投手陣と、清水叶人(かなと)や山田琉衣(るい)ら長打力のある打線が売り。春4強の利根商も桐生商にコールド勝ちし、準決勝に駒を進めた。3試合全て継投で勝ち上がり、打線は大沢頼輝(らいき)や内田湘大(しょうだい)を軸に、犠打も絡めて手堅く得点する。