かつて全国で活躍した森林鉄道に関心を持ってもらおうと、第9回根利森林鉄道まつりが24日、群馬県沼田市利根町根利の林野庁林業機械化センターで開かれた。北海道で活躍後に同施設で保存され、製造から昨年で100年を迎えて車体を再塗装した米国製の蒸気機関車「ボールドウィン置戸(おけと)3号機」をお披露目。約130人が節目を祝い、果たした役割を知った=写真

 県内外の鉄道ファンらでつくる「よみがえれボールドウィン実行委員会」(内田章会長)の主催。昨秋に予定していたが、コロナ禍で延期されていた。

 内田会長(72)は「ボランティアで機関車の修復を続け17年目。今後も大切に守り、地域の宝として残していく」と語った。「祝100歳」の記念ヘッドマークを車体に付け、「おめでとう」と声をかけると、軽快な警笛音が響いた。

 林野庁関東森林管理局の赤崎暢彦局長は「木材輸送で活躍し、日本の戦後復興、経済成長の生き証人。100年たっても価値が損なわれていない」と3号機をたたえた。

 実行委が復元した根利森林鉄道の特殊軽量機関車や林業機械も公開され、参加者が興味深そうに見て回った。