準決勝で3安打3打点と活躍し、勝利に貢献した樹徳の高木
4試合で2本塁打8打点と打線をけん引する健大高崎の山田

 高校野球の第104回全国選手権群馬大会は27日午前10時から、前橋市の上毛新聞敷島球場で決勝を行う。夏の甲子園切符をつかむのは30年ぶりの樹徳か、7年ぶりの健大高崎か。両校が夏の決勝で顔を合わせるのは初めて。ともに投手を中心とした堅守を武器に勝ち上がってきており、少ない好機を確実に生かせるかが勝敗の鍵となりそうだ。

4試合1失策 安定した守備 樹徳

 春は初戦で敗れたものの、今大会はノーシードから勝ち上がってきた樹徳。2回戦でシードの前橋商に完封勝ちすると、準々決勝では6大会連続優勝を狙った前橋育英を撃破。準決勝では桐生第一との打撃戦を制し、決勝に駒を進めた。

 持ち味は主戦亀井颯玖の強気の投球と4試合1失策の安定した守備。二塁阿久津佑太を中心に、球際に強く簡単には点を与えない。

 打線はバスターを多用し、コンパクトな振りでセンター中心に弾き返す。2番高木翼は5試合で11安打、9番亀田凜太郎は打率4割超えと好調だ。

パターン多彩 高い得点能力 健大

 昨夏から3季連続準優勝の健大高崎。7年ぶりの聖地を狙う今夏は初戦で難敵・農大二を破ると、3回戦からの3試合は7点差以上を付けての圧勝で勝ち上がってきた。

 健大も守備が堅く4試合で1失策。二塁佐々木琉生と遊撃半田真太郎は鉄壁の二遊間でフットワークが良い。投手は全試合で継投し、2年生右腕の小玉湧斗は15回無失点と安定感がある。

 打線はともに2本塁打の清水叶人と山田琉衣が引っ張る。小技や足を使える選手もそろい攻撃パターンが多彩で、どこからでも得点ができる。

きょうの試合

▽決勝
【上毛新聞敷島】
樹  徳 ― 健大高崎
 ※試合開始予定時刻は10時

【入場料】大人700円、高校生100円、中学生以下無料。